橘のこだわり
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和風建築で100年住宅を基準に!
和風建築は地震に弱いと思われがちですが、壁の配置を考え、筋交い金物を使う事で耐震性を高めることができます。
そして弱そうに見えて強いのが木材です。
例えばスギ板ですが、強度で言えばコンパネのほうが上ですが、橘建築は「永く使える」という視点から考えてスギ板を使用したりと、その場限りの家を作らないよう心がけています。
ここでいう「その場限り」とは、20年程度のことです。
屋根などの消耗する箇所の修繕は必要ですが、やはり住宅は100年を基準に考えるべきでしょう。そのためには、見た目強そうということよりも、その素材が持つ本来の強さを引き出す建築「弱そうに見えても本当は強いもの」を使用していきたいのです。
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自社工場で木材を加工する理由
木材には節・反り・曲がりがあり、1本ずつその特徴が違うのです。大切なのは、その違いを無理に矯正する形で使用するのではなく、その違いを「生かす」ことです。

この木の持っている特徴はこうだから「こう使ってやるのがいいな」と考えるのが橘建築の仕事です。その思いを木材に込めるためにも、自宅工場で加工するのが最も良いと考えています。
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無垢材を選ぶ理由
木材は吸湿性に優れ、ただ木材と共に暮らすだけで湿度を快適に保ってくれるという特徴があります。また快適なだけでなく、高温多湿を避けられるため、 ダニやカビの抑制に役立つのです。

とりわけ橘建築では無垢材、つまり「そのままの木」にこだわります。なぜなら無垢材でない木の素材=合板は痛みが早く、とりわけ湿度に弱いとされています。だから湿気の多い丹後地域ではあまり使用できないのです。
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竹編みの土壁が健康に良い理由
丹後は湿気が多い地域、だからこそ土壁。

土壁とは湿気の多い地域ではおなじみの「竹を編み土を塗り天然素材で作る壁」です。土壁には調湿作用があり、人体に有害な成分を含みません。
シックハウス症候群の危険もなく体に安全・安心です。また木材との相性もよく、長持ち。橘建築が最もおすすめしたい素材です。